隔離で「良くないこと」語る

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世界ランク15位のラオニッチ
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男子プロテニス協会のATP公式サイトは22日、世界ランク15位のM・ラオニッチ(カナダ)へのインタビューを掲載。コロナ禍での隔離生活や、大会の過ごし方などについて語っている。

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ラオニッチは2月1日に開幕する国別対抗戦のATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)と同月8日からの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場するため、現在はホテルでの隔離生活を行い、限られた時間のみコート練習などをして過ごしている。

ラオニッチは部屋の中でのトレーニングについて「僕ら選手にとって大切なことは準備をして、できるだけ多くのトレーニンググッズを持ってくることだった。でも、タオルとかはワークアウトに使えるし、部屋にあるもの何でも使えるよ。例えば小さい冷蔵庫とかね」と明かした。

コート練習に関しては「前日の夜に僕の枠が何時になるのか、何時に迎えに来るのかを聞いておくんだ。そして、それに合わせて1日を調整する。準備をしてドアの前で待機し、チームは同じエレベーターで降りるんだ。ちなみに、手は消毒して、マスクは必ず着用する。車に乗ってコートに向かって、決められた時間だけ練習する」と説明した。

「そのあとは、会場全体にたくさんあるジムに行く。ジムはコートと連動しているんだ。つまり、ある日そのコートで練習した人はみんな同じジムを使うことになる。例えば、コート3で練習したら3番ジムに行ってコート3の人たちしか行けないテーブルに行き、食事をする。その後はスタッフに迎えに来てもらう。エレベーターにまっすぐ乗って、まっすぐ上の階に上がって、自分の部屋に直行だよ。足りないトレーニングを補うために、他のトレーニングをしたりして時間を過ごす。本を読んだり、勉強したり、いろいろなこともするよ」

また、隔離期間中に最も連絡を取り合うのは恋人だと語った。

「隔離とか関係なく1番話しているのは恋人。フェイスタイム、メール、電話。今のところ可能な限りのことは何でも話す。今はでは彼女もベルギーで隔離されているから、2人とも普段より少し時間がある。よく連絡を取り合うことができているよ」

最後にラオニッチは隔離生活の難しさについて話した。

「常に何か意味のあることをしているか確認し続けないといけない。何も考えずにできることに夢中になってしまうと、例えばテレビとかYouTubeとかSNSとかね。それは良くないかもしれない。もう少し熱中できるものを見つけなければいけないと思っている。ワクワクするようなことや熱心に取り組んでいることがあれば、それが隔離生活をより簡単にしてくれるはずだ。時間をつぶすために寝ている可能性もある。それらのオプションを秤にかけて、必要なことを選択するのは難しい」

ATPカップにD・シャポバロフ(カナダ)らとカナダ代表として臨むラオニッチは、セルビアとドイツと同グループに入り予選ラウンドロビンを戦うこととなっている。

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(2021年1月22日21時51分)
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