大会への不満動画流出を釈明

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世界ランク13位のバウティスタ=アグ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク13位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)が19日にSNSを更新し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への不満を表した動画がメディアを通して拡散されたことに対して説明を行った。

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現地時間18日、イスラエルのスポーツメディア「Sport5」のツイッターにビデオ電話で話すバウティスタ=アグの動画が掲載。

そこでバウティスタ=アグは全豪オープンとその関係者に対し「まるで刑務所にいるかのようだ。Wi-Fiがあるだけのね。彼らはテニスもコート練習についても何も知らないんだ。だから全くもって災難さ。オーストラリアテニス協会ではなく、政府の人たちがコントロールしているから。部屋でトレーニングもできるが、コートとかと同じではない」とコメント。

続けて「こんな状況に2週間もいるなんて想像もできない。本当にタフだし簡単ではない。精神面でしっかりする必要がある。辛抱強くしなければならない」と不満を明かしていた。

バウティスタ=アグは動画での発言についてSNSで釈明「先日、僕について投稿されたビデオで気分を害してしまった人たちへ謝罪したい。あれはプライベートの会話で、自分の認識や許可なく文脈から切り離されてメディアへリリースされてしまったものだ」と綴った。

続けて「コーチも僕も、危険を回避したり安全な方法で戦うことを保証するためにオーストラリア政府とテニス・オーストラリアによって定められたプロトコルに従っている。全体的に選手にとっても社会に取っても、難しい時だ。またテニスができることを可能にしてくれている人々に感謝している。同時に、日々新型コロナウィルスと戦っている人たちにも感謝している。オーストラリアでウイルスの感染拡大を防ぐために設けられた管理体制は称賛に値すると思う。ありがとう」と自らの意思を表明した。

全豪オープンは2月8日に開幕予定で、今月31日からは前哨戦となる2大会がメルボルンで開催。大会に出場する選手は14日間の隔離措置がとられ、満足のいくコート練習などができずにいる。

>>掲載されたバウティスタ=アグのコメント動画<<

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(2021年1月20日11時04分)
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