躍進後の変化「慣れるしか」

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世界ランク10位ベレッティーニ
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男子プロテニス協会のATP公式サイトは18日、世界ランク10位のM・ベレッティーニ(イタリア)のインタビューを掲載。2018年シーズンの躍進や昨年の負傷と新型コロナウイルス感染拡大の影響、そしてイタリア勢の活躍について語っている。

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24歳のベレッティーニは2018年7月にスイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)を制しツアー初優勝を飾ると、2019年にはハンガリアン・オープン(ハンガリー/ブダペスト、 レッドクレー、ATP250)とメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)でタイトルを獲得。同年11月にはキャリア最高の世界ランク8位を記録し、最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内 ハード)へも出場を果たした。

昨年は鼠径部の負傷や、新型コロナウイルスの感染拡大によるツアー中断の影響を受けて6大会の出場に留まり、思ったような活躍を果たすことができなかった。

ベレッティーニは2018年から現在への変化について「あの年(2018年)の最初は135位からのスタートだった。今とは全然違う。今はドローが決まった時『こいつはシード選手だから何が何でも倒したい』という目で見られるんだ。そんな変化はあるけど、受け入れなければいけないことだと思う。これには慣れるしかない。たくさん試合にでればそのような目線を気にしなくて済むはずだ」と話した。

「トップ10に入ってしまうと『20以内に入れれば幸せだ』とは言えなくなる。それは悪いことでは全くない。僕は若い頃トップ20に入ることを考えていた。『僕のキャリアにとっていい目標になるかもしれない』ってね。今ももっと上を狙っているけど、ここまでは何も考えずにたどり着いたんだ。毎日ハードワークしなければいけないし、うまくいけば自分のランキングを上げることができる」

また、現在イタリア勢はベレッティーニの他に、F・フォニーニ(イタリア)L・ソネゴ(イタリア)J・シナー(イタリア)が世界ランクトップ40に在位しているなど確固たる地位を築いている。そのことについてベレッティーニは「これは本当に誇りに思うべきことなんだ。ロレンツォ(ソネゴ)、ヤニック(シナー)、ファビオ(フォニーニ)、そして他の選手たちも素晴らしい。一緒に練習していると楽しいよ。目標を達成するためにお互いに助け合っているし、これは本当に健全なことで、テニスにとって本当に素晴らしいことだと思う」と話した。

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(2021年1月19日15時05分)
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