獲得賞金の10%寄付を発表

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マーカス・ダニエル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは15日、ダブルス世界ランク45位のM・ダニエル(ニュージーランド)が今シーズン、自身の獲得賞金の少なくとも10パーセントを様々な慈善団体に寄付すると発表した。ダニエルのコメントとともにその真意が特集されている。

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これまでダブルスタイトルを5つ獲得している31歳のダニエルは昨年11月、環境や貧困問題を解決するための慈善団体に寄付するための組織「ハイインパクト・アスリート」を始動。今シーズンは自身の獲得賞金の10パーセントを寄付する方針を同組織のホームページで明らかにした。

ダニエルは「自分が仕事で成功したことが最終的には人の命を救う、もしくは変えることになるということを知ることに深い喜びを感じている」と語った。

「僕は幸せになるために、派手な車や高価な時計、あるいは毎日バリスタが作ったコーヒーを飲む必要もない。10パーセントを寄付することは、僕の幸せを減らすわけではなく、何千人もの人生をより良いものにすることになるんだ」

ハイインパクト・アスリートの取り組みには、S・チチパス(ギリシャ)J・シュトルフ(ドイツ)らも参加しており、ダニエルは組織を通じて今シーズンだけで100万ドル(約1億380万円)の寄付を実現しようとしている。

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(2021年1月16日14時22分)
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