デルポの北米での活躍を特集

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2013年シティOPでのデル=ポトロ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは6日、世界ランク128位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の北米ハードコートシーズンのこれまでの活躍を特集した。

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31歳のデル=ポトロは昨年6月のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)で足を滑らせた際に右膝蓋骨を骨折し、同月に手術。その後はリハビリを行うためツアーを離脱し、今年5月にはコーチ関係だったセバスティアン・プリエト氏との関係解消を報告した。

ATPはシティ・オープン(アメリカ/ ワシントンDC、ハード、ATP500)で3度優勝を果たしているデル=ポトロを「北米のハードコートシーズンで最高のテニスを披露している」と紹介。

2008・2009・2013年の同大会を制覇したデル=ポトロは、大会通算15勝2敗と好成績を残しており、ATPは優勝した3年を年別に掲載した。

<2008年>
当時19歳のデル=ポトロはシングルス14連勝を飾りワシントンに到着。J・イズナー(アメリカ)T・ハース(ドイツ)を破り決勝に駒を進めると、V・トロイキ(セルビア)をストレートで破り、シーズン4個目のタイトルを手に入れた。

デル=ポトロは試合後の会見で「この大会は優勝候補としてやって来たからとても緊張したよ。決勝では自分のベストを尽くせば勝てると信じていた。今日は身体よりも心でプレーしたと思うよ」と振り返っている。

<2009年>
前年覇者として迎えたデル=ポトロはL・ヒューイット(オーストラリア)F・ゴンサレス(チリ)を下すと、決勝でA・ロディック(アメリカ)を3-6, 7-5, 7-6 (8-6)の逆転で破り優勝。デル=ポトロにとっては約7カ月ぶりのトロフィーとなった。

優勝後の会見で「僕の人生で最高のサービスができたよ」と語ったデル=ポトロはその後8月に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初制覇を成し遂げた。

<2013年>
優勝した2009年以来4年ぶりにシティ・オープンに出場したデル=ポトロはB・トミック(オーストラリア)K・アンダーソン(南アフリカ)、ハースらにストレート勝ちをおさめ決勝に進出。最後はイズナーを3-6, 6-1, 6-2の逆転で破り、4年ぶり3度目のタイトルを獲得した。

デル=ポトロは「ここでまた勝てて素晴らしい。とてもうれしいよ。大会で優勝するときはいつも特別なもの。ファイナルセットでは今大会で最高のテニスを披露することができた」と語った。

デル=ポトロは現在、右ひざのリハビリを終了しコートでの練習に復帰。ツアー参戦は未定だが、着実にステップアップしている。

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(2020年8月7日13時43分)
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