車いす選手へ資金援助を発表

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国際テニス連盟のITFは1日に公式サイトで、四大大会と合同で車いすテニスへ30万ドル(約3,200万円)以上の資金援助を行うと発表した。

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ITFは声明で「新型コロナウイルスの感染拡大により生じたユニクロ・車いすテニスツアーの中止や主要な車いすテニス大会の延期などの影響を受けた車いす選手や大会主催者を支援するための助成金となる」と説明した。

「3月12日にATP、WTA、ITFのツアーが中止されて以来、これまで88のITF主催の車いす大会が延期または中止されている。また、ユニクロ・車いすテニスツアーは他のプロ大会に合わせて7月31日までの中断が決定している。2019年の獲得賞金額が10万ドル(約1,070万円)以下でランキングトップ20以内などの選手は助成金を申請することができる」

ITFはこれまで男子プロテニス協会のATPや女子プロテニス協会のWTA、そしてグランドスラムの4大会とともに選手支援の基金の設立や従業員の補償制度など、新型コロナウイルスの影響を受ける人々への支援を発表してきたが、今回の声明もそれに続くものとなっている。

「この支援は『Player Relief Programme』と呼ばれる選手支援基金に続くもので、約800人の男女選手を経済的に支援するものだ。また、ITFは車いすテニスのユニクロ、NEC、BNPパリバによる、長期的なサポンサー支援に感謝したい」




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(2020年6月2日11時06分)
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