ファッション誌で思い語る

女子プロテニス協会のWTAは26日に公式サイトで、世界ランク16位のG・ムグルサ(スペイン)がファッション誌「Vogue Spain」に特集されて、思いや考えが掲載されたと発表した。

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元世界ランク1位のムグルサは四大大会で2度タイトルを獲得。1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では準優勝を飾った。

Vogueの1部分でムグルサは「私はいつでも考えを書き出して共有するのが好き。この自粛は必要だった最後の一押しをくれたと思う」と綴った。

「3歳の頃からラケットを握って1つの目標のために生活してきた。大きな力によってすべてが突然亡くなってしまった時『人生にはテニス以上のことがある。いつか来るラケットを置かなければならない日のために準備するいい時期なのかもしれない』と思うようになった」

「どんなに悪い時もいつだって解決策は見つけられる。私の場合は今の状況で自分の中にある思いにしっかりと向き合える時間になっている」

ベネゼーラで生まれてスペインで育ったムグルサは、現在スイスの家で自粛生活を行っている。

「いつも人々は私に『スペイン人かベネズエラ人のどちらであると感じるか』と聞いてくるけど、明確な答えは持ったことがない。私は世界の一市民でスペインの血もラテンのベネズエラの血もどちらも愛している。そしてスペインの代表として毎週世界で戦えることにも誇りを持っている」

「私は今まで共に育ったさまざまな文化が融合した人間。バスクの父親とカリビアンの母親のもとに生まれた。サルサソングの初めを聞くだけで足が勝手に動いてしまう」

ムグルサの特集は6月のVougue Spainに写真と共に掲載される。




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(2020年5月27日17時02分)
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