女子テニス協会のWTA公式サイトは５日、世界ランク２位のＳ・ハレプ（ルーマニア）のコメントを掲載した。自宅での過ごし方などについて語っている。

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テニスは現在７月１３日まで男女ともにツアーの中止が発表されている。

今シーズン、ハレプは１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で４強に進出。２月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権（アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、プレミア）では今季初優勝を飾った。しかし、その後足の負傷によりツアーを離脱し、リハビリを行っていた。

公式サイトでハレプは「私はツアーが中止になる１週間ほど前から準備はしていた」と明かした。

「けがをしていたから、元々インディアンウェルズではプレーできなかった。それでも中止判断がされたときはとても悲しかった。（選手たちは）苦労している。ツアーに参加できないなんて。私も含め、たくさんの選手が試合できない」

また、自宅待機を行っている現状についても語った。

「２月から家にいるけど、何年も前からこんなに家にいる時間は無かったから別の人生を過ごしているような感覚。丸２２日間も家にいてそんな思いを募らせたの」

「朝１０時か１１時くらいに目を覚まして朝食を食べる。たくさん睡眠を取るのはとても良いこと。アラームも鳴らないし、予定も無い」

最後にハレプは「（優勝してツアーを離脱したから）ディフェンディングチャンピオンのつもりでポジティブに過ごしたいと思う。そんな気持ちで長い間過ごさなければいけないから、結局良いことなのかもしれない」と話した。

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