ナダル「できる限り全てやった」

男子テニスのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は15日、グループ・アンドレ・アガシの予選ラウンドロビン第3戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が第6シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-7 (4-7), 6-4, 7-5の逆転で下して2勝1敗としたが、予選ラウンドロビン敗退となった。

>>ATP最終戦の組み合わせ表<<

この日、ナダルはファーストサービスが入った時に85パーセントの高い確率でポイントを獲得。チチパスに1度もブレークチャンスを与えず、2時間52分におよぶ死闘を制した。

しかし、その後に行われた第3戦で第7シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第4シードのD・メドヴェデフに6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利したため、ナダルの2015年以来4年ぶりの決勝トーナメント進出とはならなかった。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されている。

今大会前に脇腹を負傷する中で2勝をあげたナダルは「できる限りのことは全てやった。最後まで戦い抜いた。また来年会いたいと願っている。みなさんには、とても感謝している。本当にありがとう」と語った。

「この大会への準備は、とても短かった。ここは初日からタフなサーフェスで、世界のベストな選手と対戦する。自分の体や動きに多くの自信を持って大会へ到着しなかったら、かなり物事が難しくなってしまう。日々、自分のテニスも向上していると思っていた」

Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。

【グループ・アンドレ・アガシ】
(1)R・ナダル 2勝1敗
(4)D・メドヴェデフ 0勝3敗
(6)S・チチパス 2勝1敗
(7)A・ズベレフ 2勝1敗

【グループ・ビヨン・ボルグ】
(2)N・ジョコビッチ(セルビア) 1勝2敗
(3)R・フェデラー(スイス) 2勝1敗
(5)D・ティーム(オーストリア) 2勝1敗
(8)M・ベレッティーニ(イタリア) 1勝2敗

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(2019年11月16日11時44分)
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