ベルディヒ 復帰戦は2回戦敗退

男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、 ATP250)は20日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク101位のT・ベルディヒ(チェコ)は第8シードのF・クライノビッチ(セルビア)に6-3, 5-7, 1-6の逆転で敗れ、3回戦進出とはならなかった。

この試合の第1セット、ベルディヒは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、先行する。しかし、第2セット以降は合計6度のブレークを許すなど失速。1時間45分で力尽きた。

33歳で元世界ランク4位のベルディヒは今シーズン、開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で準優勝を飾ると2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)では4強入りを果たしていた。

しかし、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)1回戦で敗れると、その後は背中のけがでツアーを離脱。7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で復帰を果たしたが、1回戦でT・フリッツ(アメリカ)にストレート負けを喫していた。

今大会では1回戦で世界ランク77位のA・セッピ(イタリア)をフルセットで破り、約6カ月ぶりの白星をあげて2回戦に駒を進めていた。

同日には第1シードのB・ペール(フランス)、第3シードのH・ホルカシュ(ポーランド)、第11シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)、第12シードのC・ルード(ノルウェー)らが3回戦入りを決めた。第4シードのJ・ソウサ(ポルトガル)、第5シードのD・エヴァンス(イギリス)らは姿を消した。

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(2019年8月21日8時27分)
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