セリーナとの対戦「不運だった」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク54位のB・ストリツォワ(チェコ)は第11シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。

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この試合、セリーナのファーストサービスが入ったときに89パーセントの確率でポイントを獲得されるなど、主導権を握れなかったストリツォワは、1度もブレークできずにわずか59分で力尽きた。

試合後の会見で記者から「セリーナと決勝で対戦するハレプに会ったらどのようなアドバイスをするか」と問われたストリツォワは「実際、試合直後に彼女(ハレプ)に会った。今日はセリーナが本当に良いプレーをしていたと思った。ここまでの1番の試合だったと思う。信じられないサービスを打っていた。とても深いボールばかりで、自分のやりたいプレーをさせてもらえなかった。もし決勝戦でもセリーナがこんなプレーをしたら、ハレプにとってもとても難しい試合になるはず。でもハレプにも彼女の武器がある。その日その日で違う。彼女も素晴らしいテニスをしていた」と話した。

続けて「正直なところ、(準々決勝で)コンタとセンターコートで対戦できてとても嬉しかった。なぜならそれがとても自分のためになったから。あのコートは自分にとってとても特別なものだから、コンタとそこで戦ったときはとても緊張していた。そこで準決勝を戦うにあたって、もちろん緊張もしたが、準々決勝ほどではなかった。セリーナのような選手との対戦はちょっと不運だったかも知れない。でも、今日はベストを尽くした。もし100%フィットしていたとしても、チャンスがあったかどうかわからない」と語った。

一方、勝利したセリーナは2016年以来3年ぶり8度目のウィンブルドンタイトルをかけて、決勝で第7シードのS・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。大会初優勝を狙うハレプは準決勝で、第8シードのE・スイトリナ(ウクライナ)をストレートで下しての勝ち上がり。

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(2019年7月12日14時58分)
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