ロペス 37歳で単複2冠を達成

男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)は23日、シングルス決勝が行われ、F・ロペス(スペイン)G・シモン(フランス)を6-2, 6-7 (4-7), 7-6 (7-2)のフルセットで破り、2017年以来2年ぶり2度目の優勝を果たした。

この試合、ロペスは2度のブレークに成功し第1セットを先取するも、第2セットをタイブレークで落としセットカウント1-1に追いつかれる。それでも、迎えたファイナルセットでは5本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得。過去5勝2敗のシモンを2時間49分で振り切った。

男子プロテニス協会のATP公式サイトで37歳のロペスは「僕のキャリアで最高の瞬間は2017年にこの大会で優勝した時だと思っていたが、それは違ったらしい。彼(シモン)は信じられないほどのパッシングショットを決めていたから、正直僕は必死だった。タイブレークは少し宝くじのようなもの。ここで優勝できてとてもうれしい」とコメントを残した。

また、A・マレー(イギリス)とのペアでダブルスにも出場していたロペスは、この試合の後にダブルス決勝を行い、R・ラム(アメリカ)/ J・ソールズベリー(イギリス)組を7-6 (7-5), 5-7, [10-5]のフルセットで下して単複2冠を達成した。

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(2019年6月24日14時55分)
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