「錦織らを倒すことが必要」

男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が第1シードのS・チチパス(ギリシャ)を7-5, 6-2のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。

この試合、9本のサービスエースを決めたオジェ アリアシムはファーストサービスが入った時に77パーセントの確率でポイントを獲得。チチパスにブレークを許すことなく、1時間38分で勝利した。

今季すでに3度決勝に進出するなど躍進している18歳のオジェ アリアシムは、男子プロテニス協会のATP公式サイトでコメントを残している。

「どう説明したらいいだろうか?ここまでの何年間、何カ月にわたる多くの努力の結果だと思う。トップ20選手を倒したり。でも、それを次の大会や同じ大会で繰り返す方法が分からなかっただけだった」

「今年はこれまでやってきた全ての努力など、全てが合致した結果なんだと思う。なぜなら、すでに1年くらいずっといいプレーができているのを感じていたから。今年は自分のリズムや流れなどを見つけられたんだと思うし、正しい方向へ向かっている。それを見失っていなかった。今年の急激な成長は、そう説明できると思っている」

「大舞台のために努力をしている。自分自身を思い描いているような感じ。そんな瞬間がきても、しっかり準備もできていると感じているし、色んな状況や決勝で戦っていることを、去年や今年から得られた経験もある。それらのことは今年の自分にとって確実に大きな鍵になっている」

「自分にとって優勝することが、次のチャレンジなのは明確だと思う。大会で勝つということは、ラファ(ナダル)やノヴァーク(ジョコビッチ)、ズベレフ、そして錦織のような選手を倒す必要があるということ。クレーコートでもいいプレーをしていたと思うけど、そんな選手達を倒す方法は、はっきり見つけられていない」

オジェ アリアシムは準決勝で世界ランク113位のF・ロペス(スペイン)と対戦する。両者は初の顔合わせ。ロペスは準々決勝で、第6シードのM・ラオニッチ(カナダ)を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのD・メドヴェデフ(ロシア)、世界ランク38位のG・シモン(フランス)が4強へ駒を進めた。

「男子テニスATPツアー500 ハレ」
「男子テニスATPツアー500 ロンドン」

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(2019年6月22日13時20分)
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