フェデラー 全仏Vは「疑問」

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第3シードのロジャー・フェデラー
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26日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に、R・フェデラー(スイス)が第3シードで2015年以来4年ぶりの出場を果たす。

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24日の会見でフェデラーは、2009年以来10年ぶり2度目の全仏オープン制覇を問われると「それは分からない。ちょっと疑問に思う」と口にした。それは、膝のけがから復帰した2017年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の時と似ていると述べた。

「いいテニスができていると感じてはいるけど、トップ選手に対していざという時に十分なのか。それが自分のラケットでできるのかは分からない。それが挑戦なのは分かっている。精神的にワクワクする大会になるはず」

続けて「多くのことが変わっていた。センターコートも違う感じ。たくさん改修されているし、多くのことが新たに作られた。どんどん改善されて成長しているし、それを見るのはいいこと。ローランギャロスの古さも、まだ感じている。こうして戻って来たことに、とても喜びを感じている。人生で何かを見過ごしてしまうと、また戻って来るのはうれしいこと。今年はそんな感じ」と印象を語った。

今シーズンは3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で男子史上2人目となるツアー通算100勝目の快挙を達成。さらにマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも頂点に立った。

「自分が感じている最も大きなものは、けがからの回復か、ある部分に感じる痛みなどが長くかかってしまうこと。10代の頃に腰を痛めても、その日のうちに消えていたり、翌日まで痛くても消えていた。今の年齢だと、もっと長く痛みが続いてしまったり、1週間とか1カ月とか続いてしまう。どんなサーフェスにせよ、自分には芝でもクレーでもハードでもありがたいことに特に問題はない」

「マドリッド以降、クレーでは全く問題なく進んでいる。芝やハードでは感じないかもしれない部分に筋肉痛があった。それは普通のことだし、芝へいったときも感じる。全体的には、どのようにトレーニングするかによる」

「問題は些細なけがをしたり、やりたい練習をすることができなかったりすると、コンディションが狂い始めてパワーを失い、それが他のことへ連鎖してしまう。だから、ここまで今のように健康でいれることにうれしく思っている。トップレベルでプレーできているという結果が物語っていると思う」

フェデラーは初戦で世界ランク73位のL・ソネゴ(イタリア)と対戦する。この試合は初日のセンターコート フィリップ・シャトリエの第3試合に組まれており、同コートの第1試合は日本時間26日の18時(現地26日の11時)に開始予定。

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(2019年5月25日17時04分)
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