雄叫びジョコ「苦しめられた」

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第7シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を4-6, 7-6 (8-6), 6-4の逆転で破り、辛くも6年連続のベスト4進出を果たした。

>>BNLイタリア国際対戦表<<

この日、ジョコビッチはデル=ポトロの強打に苦しみ第1セットを落とすと、第2セットのタイブレークでは2本のマッチポイントを握られた。このピンチの場面でミスを誘い出しセットカウント1-1に追いつくと、雄叫びをあげて自身を鼓舞した。

ファイナルセットは息を吹き返したジョコビッチが第5ゲームでブレーク。その後はリードを守り、3時間1分におよぶ死闘を制した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「自信は全く失っていなかった。タイブレークは彼が6-4とリードしていた。試合を通して、彼のフォアハンドにやられた。タイブレークでは彼が大事な場面でいくつかミスをしていた。ファイナルセットのブレークポイントでも簡単なフォアハンドでミスをした。それが実際起きたこと。それがスポーツ。切り抜けられて本当にうれしい」と喜びを語った。

「第1セットの終わりへ向かうにつれて、彼は右からも左からも本当にいいボールを打ち始めた。バックハンドのダウンザラインも。彼(デル=ポトロ)はとてもいいプレーをしていて、かなり苦しめられた」

準決勝では、世界ランク24位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは準々決勝で第6シードの錦織圭をストレートで下しての勝ち上がり。

世界ランク1位のジョコビッチは、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でR・ナダル(スペイン)に並ぶ歴代最多タイの「ATPマスターズ1000」33勝目をあげている。

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(2019年5月18日14時41分)
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