男子テニスのBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）は１６日、シングルス３回戦が行われ、第６シードの錦織圭が世界ランク５１位のＪ・シュトルフ（ドイツ）を3-6, 7-6 (7-2), 6-3の大逆転で破り、辛くも２年連続４度目のベスト８進出を果たした。

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前日の雨による悪天候の影響で１日２試合のダブルヘッダーとなった錦織は、２回戦で予選から勝ち上がってきた世界ランク５１位のＴ・フリッツ（アメリカ）に快勝して初戦突破。

しかし、３回戦は強烈なサービスやネットプレーに翻弄されて第１セットを落とすと、第２セットの第１０ゲームでシュトルフのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。ここで土壇場のブレークバックに成功してセットカウント１－１に追いつき、ファイナルセットに入ると本来の力を発揮。マッチポイントでは鮮やかなロブを決め、２時間８分の激闘を制した。

錦織は自身の公式アプリ「KEI NISHIKORI」へ動画を投稿し「今日２試合勝って、明日準々決勝です。タフな試合でしたけど、また明日も頑張ります」とコメントした。

準々決勝では、世界ランク２４位のＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）と対戦する。シュワルツマンは３回戦で同３３位のＭ・ベレッティーニ（イタリア）をストレートで破っての勝ち上がり。

錦織とシュワルツマンの準々決勝は、日本時間１７日の２０時３０分（現地１７日の１３時３０分）以降に開始予定。

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