ジョコ フェデラーの出場に喜び

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日に第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が会見で、R・フェデラー(スイス)について語った。

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2016年以来3年ぶりにクレーコート・シーズンへ挑むフェデラーは、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に出場を予定している。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「クレーで彼(フェデラー)がいなくて寂しかった。でも、なぜ彼がクレーシーズンをスキップしたか理解していた。テニスというスポーツにとって、彼がプレーする方がいい」と語った。

37歳のフェデラーは今年2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で、男子では史上2人目のツアー通算100勝目を達成。その後、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)も制した。

「彼(フェデラー)は素晴らしいテニスをしている。ドバイ、インディアンウェルズ、マイアミの3大会中2大会で優勝し、インディアンウェルズでも決勝へ進んだ。もちろん、クレーは違うサーフェスだけど、インディアンウェルズもボールが高く弾んだからクレーに似ている。彼はテニス人生において高いボールにもうまく対処してきたから、クレーのプレーも特に大きな問題は感じられない」

今シーズン、ジョコビッチは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で歴代最多7度目の優勝を果たしたが、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープンではベスト8を前に敗退した。

「テニスはスポーツだし、どんなことでも起きる。もっと上位へ勝ち上がれると思っていたし、いいプレーができていると思っていたから当然落胆した。でも同時にそれが現実で、前向きにとらえるようにしている。ここまでの12カ月は最高の状態。インディアンウェルズとマイアミ以外、出場したほとんどの大会で少なくとも準決勝や決勝の舞台でプレーした。それはある意味、モチベーションにつながるし、クレーへ向けて自信にもなる」

2015年以来4年ぶり3度目の優勝を狙うジョコビッチは初戦の2回戦で、世界ランク40位のP・コールシュライバー(ドイツ)とラッキールーザーで本戦入りした同72位のダニエル太郎の勝者と対戦する。

「男子テニスATPツアー マスターズ1000 モンテカルロ」

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(2019年4月15日14時06分)
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