男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は２１日、シングルス１回戦が行われ、ワイルドカード（主催者推薦）で出場した元世界ランク３位のＤ・フェレール（スペイン）が世界ランク６８位のＳ・クエリー（アメリカ）を6-3, 6-2のストレートで破り、２回戦進出を果たした。

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この試合、フェレールはファーストサービスが入った時に８１パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームでは４度のブレークに成功するなど、クエリーを寄せつけることなく１時間１４分で勝利した。

今年５月のムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）が現役最後の大会となっている３６歳のフェレールは男子テニス協会のATP公式サイトで「とても良いプレーができたので本当にうれしい。競争力を持ち続ける、という目標を持って戦っている」と語った。

また、マイアミ・オープンで１度の準優勝と２度のベスト４、３度のベスト８を記録しているフェレールは「マイアミでたくさん楽しめた。何年もの間、多くの人たちが僕を支えてきてくれた。ここでプレーすることは素晴らしい経験」と話した。

３回戦進出をかけて、２回戦で第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）と対戦する。両者は６度目の顔合わせでズベレフの４勝２敗。今年２月のアビエルト・メキシコ・テルセル（メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500）２回戦では、ズベレフがストレート勝ちをおさめている。

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