男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は12日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの錦織圭が世界ランク36位のPH・エルベール(フランス)を3-6, 6-1, 6-4の逆転で破り、辛くも初戦突破を果たした。
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苦しむも2時間11分で勝利した錦織は、2回戦で世界ランク84位のE・ガルビス(ラトビア)と対戦する。元世界ランク10位のガルビスは1回戦でM・コピル(ルーマニア)をストレートで下しての勝ち上がり。
男子プロテニス協会のATPには「彼(ガルビス)は簡単な相手ではない。特にインドアでの彼は素晴らしいサービスと攻撃的なプレーをしてくる。自分はしっかり集中して、この大会の環境にもう少し慣れる必要がある」と錦織のコメントが掲載されている。
両者は昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦でも対戦し、その時は錦織が逆転勝ちをおさめた。
同日の1回戦では第4シードのM・ラオニッチ(カナダ)、第10シードのD・シャポバロフ(カナダ)らが2回戦へ進出した。
第2シードのK・カチャノフと第8シードのD・ゴファン(ベルギー)は初戦で姿を消した。
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