男子テニスで元世界ランク５位のＴ・ロブレド（スペイン）は２０１８年のATPワールドツアー・アワードで、身体障害者へ向けたスポーツ・トレーニングを奨励する彼の貢献が認められたことからアーサー・アッシュ・ヒューマニタリアン・アワードを受賞した。

これまで単複合わせ１７度のツアー優勝を誇る３６歳のロブレドは、若くして他界した親友への追悼のために２００９年、自身の基金とサンティ・シルバス・オープンという国際車いすテニス大会を立ち上げ、同大会は世界トップクラスの男女車いすテニス選手が集い、車いすテニスのツアーでは重要な大会の１つへと成長した。

ロブレドは今回の受賞を受けて「ATPにはとてもうれしく思っている。この賞がもらえるなんて想像もしていなかった。自分がしていることは、それが本当に好きだからしていること。（この賞を受賞できて）うれしいし、今後もこの活動を続ける力を与えてくれる」

「サンティが残した繋がりや思いから、トミー・ロブレド基金を作ることができたし、彼の夢を実現することもできた。僕らが達成できたのも、選手やスポンサー、ボランティア、そして熱心に試合を追ってくれたファンのお陰だと思っている。もしサンティがこれを見たら、本当に喜んでくれると確信している」と思いを語った。

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【放送予定】
12月15日（土）よる6:00
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