元7位バルトリがコーチに

2013年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)女子シングルス覇者、M・バルトリ(フランス)がコーチとして始動したことを自身の公式Twitterで明かした。

フォア、バックとも両手打ちから繰り出す強烈なストロークが武器のバルトリは、2006年から2013年の引退まで8年連続で世界ランク20位以内の成績をおさめ、グランドスラム全てでベスト8以上に進出。

またウィンブルドン優勝を含めてツアー通算8勝。その中には2006年のAIGジャパン・オープン(東京/有明テニスの森、ハード)と、2011年のHPジャパン女子オープン(大阪/靱テニスセンター、ハード)の日本で獲得した2つタイトルが含まれている。

バルトリは2007年のウィンブルドンで、前年準優勝をおさめていたJ・エナン(ベルギー)を準決勝で下して自身初のグランドスラム決勝の舞台に勝ち上がるもV・ウィリアムズ(アメリカ)に4-6, 1-6で敗れる。そして2013年、6年ぶりに辿り着いた決勝の舞台でS・リシキ(ドイツ)を6-1, 6-4で下して栄冠を手にした。

しかしウィンブルドンを制覇したわずか1ヶ月後に、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTAプレミア5)でS・ハレプ(ルーマニア)に敗れて引退を発表。

引退から4年が経過した昨年12月には、2018年からツアーへ復帰することを発表するも、今年6月に右肩の痛みを理由に現役復帰を断念した。

今回、バルトリが指導するのは世界ランキング761位、19歳のL・ワルニエ(フランス)。

ワルニエはツアー下部のITFサーキット大会を転戦しており、8月に行われたBNPパリバ フォルティス レディースオープン(ベルギー/ワンフェルセ=ボーム・レ・ダム、クレー、ITFサーキット)で準優勝をおさめている。

バルトリはTwitterで、ワルニエとの2ショット写真とともに「彼女(ワルニエ)のコーチをすることになって、とてもハッピー」と投稿している。

大坂なおみ 開花~完璧主義者が描く未来~」
日本人男女で初となるグランドスラムシングルス優勝を成し遂げた大坂なおみ。突出した才能が開花した2018年を豊富な独自取材を元に振り返る。

【放送予定】
12月8日(土)よる6:00
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(2018年12月8日12時02分)
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