大坂の張りを忠実に再現

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(左から)中村氏、長谷部氏、トーマス氏
画像提供:tennis365.net

現在開催されている女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018(日本/東京、ハード、プレミア)で、ヨネックス株式会社の「ヨネックス ストリンギングチーム」が2012年から7年連続でオフィシャルストリンガーを務めている。20日、オフィシャルストリンガーの長谷部健二氏がtennis365.netのインタビューに応じた。

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ヨネックス株式会社は東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントだけでなく、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)、上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)などのビッグトーナメントでもオフィシャルストリンガーという大役を果たしている。

「ラケットショップキャビン」大宮店の取締役を務める長谷部氏は全豪オープンなどでもヨネックス ストリンギングチームとして活躍。東レ パン パシフィック オープンでは2015年から大坂なおみの張りに携わっている。



当時と現在で大坂の張りを比較した長谷部氏は「強さは、ほぼほぼ変わっていないです。2016年からはストリングが変わり、縦は変わらずポリエステルストリング『ポリツアープロ 125』、横はナイロンストリング『レクシス 130』になりました。(大坂選手は)細かく指定しないです。3年前からはテンションが多少変わったくらいです」と明かした。

長谷部氏はストリンガーとして重要なのは「テストで選手が気に入ったテンションを変えずに保つこと」と述べた。

「私たちは特別なことをやっているのではなく、どの選手のラケットに対しても指定された・要望通りにしっかり張り上げることが大切です。大会前にいくつかのテンションでテストをし、試合の前日にどのテンションで張るかを選手が決めます。安定させて、選手にラケットを渡すことが私たちの仕事です」



続けて、長谷部氏は張るペースもクオリティを保つ秘訣だと語り、今大会期間は休憩を挟まず6本連続(1本平均20分)で張り上げる。

また、世界最高峰の高性能ストリンギングマシン『YONEX PT8 DELUXE』については「故障が少ないので、安心して使えます。安定したパフォーマンスが発揮できます」と信頼を寄せている。

今大会期間中はメイン・アリーナ内にブースをかまえ、世界最高レベルの技術で世界トップ選手たちをサポートしている。



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(2018年9月21日11時50分)
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