警戒ナダル「タフな相手」

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は18日、シングルス2回戦が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)が世界ランク58位のA・ベデネ(スロベニア)を6-1, 6-3のストレートで下して危なげなく初戦を突破し、11度目の優勝へ前進した。

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今大会の上位8シードは1回戦免除のため2回戦から登場の王者ナダルは、ドロップショットを決めて第1セットを先取すると第2セットも主導権を握り、試合を通して1度もブレークを許さずに快勝した。

世界ランク1位のナダルは、今月上旬の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 スペインvsドイツ(スペイン/バレンシア、レッドクレー)で復帰。シングルス2勝をあげて復活をアピールしていた。

男子プロテニス協会のATPの公式サイトには「前向きなスタートだった。ただそれだけ。もちろん、試合に勝つことが自分にとって大切なことで、コートに立つことが必要。去年の上海大会以降、コートで戦う時間が十分になかった。自信につながるし、チャンスにもなる。今の自分には、それが必要なこと」と試合後のナダルのコメントが掲載されている。

3回戦では、世界ランク38位のK・カチャノフ(ロシア)と対戦する。21歳のカチャノフは2回戦でG・シモン(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。

ナダルは3回戦に向けて「カレン(カチャノフ)はタフな相手。それは疑う余地もない。ビッグサーバーで、ベースラインから強烈なショットを打ってくる。自分は攻撃的なプレーが必要。彼を気持ち良くプレーさせてはいけない。そうしてしまうとチャンスがなくなってしまう。自分にとって、重要なテストになるのは分かっている」と警戒した。

同日の2回戦では第2シードのM・チリッチ(クロアチア)、第9シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、世界ランク36位の錦織圭らも16強へ進出した。

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(2018年4月19日14時28分)
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