フェデラー ズベレフ下し2勝目

男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は14日、グループ・ボリス ベッカーのシングルス予選ラウンドロビンが行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (8-6), 5-7, 6-1のフルセットで下し、2勝目をあげた。

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第1セット、フェデラーは第1ゲームでいきなりブレークのピンチを迎えるも、これをしのいでキープに成功。互いにサービスキープが続いて迎えたタイブレークでは4ポイント連取を許したが、ここから巻き返してこのセットを先取する。

ファーストサービスの確率を落として第2セットを落としたフェデラーだったが、ファイナルセットではミスが先行したズベレフから第3ゲームで先にブレークに成功。ネットプレーなど多彩な攻めで、粘るズベレフを振り切って接戦をものにした。

36歳のフェデラーは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)やウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)など7大会でタイトルを獲得。ATPファイナルズには2年ぶり15度目の出場で、6年ぶり7度目の優勝を狙う。

予選ラウンドロビン1試合目では、第8シードのJ・ソック(アメリカ)に6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利しており、今回で2連勝となった。

一方、敗れた20歳のズベレフはATPファイナルズに初出場。予選ラウンドロビン初戦では、第5シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-4, 3-6, 6-4のフルセットで下して1勝目をあげていた。

今大会のシングルスはグループ・ピート サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの4選手が総当り戦を行う。各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出し、1位通過者はもう一方のグループの2位通過者と準決勝で対戦する。

獲得ポイントは予選ラウンドロビンで1勝する毎に200ポイント、決勝進出で400ポイント、優勝すると500ポイント、最大で1,500ポイントを獲得する

【グループ・ピート サンプラス】
(1)R・ナダル(スペイン) 0勝1敗
(4)D・ティーム(オーストリア) 0勝1敗
(6)G・ディミトロフ(ブルガリア) 1勝0敗
(7)D・ゴファン(ベルギー) 1勝0敗
P・カレノ=ブスタ(スペイン)

【グループ・ボリス ベッカー】
(2)R・フェデラー 2勝0敗
(3)A・ズベレフ 1勝1敗
(5)M・チリッチ 0勝2敗
(8)J・ソック 1勝1敗

ナイキ




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(2017年11月15日7時26分)
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