悲劇の負傷で「人生が一変」

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女子シングルス2回戦で芝に足を滑らせて転倒し右膝を負傷したB・マテック=サンズ(アメリカ)が10日、自身のインスタグラムを更新し、プレー中とベッドに横たわる2枚の写真と共に「コートにいる全ての瞬間を本当にありがたく思う。なぜなら、それはあっという間に全く変わってしまうから」と投稿した。

>>ウィンブルドン対戦表<<

「自分の人生に起きた変化に逆らわないようにしよう。代わりにありのままの人生を歩もう。そして、人生が一変してしまったことを心配しない。今まで慣れ親しんだ人生が、これから訪れる人生より良いものだなんてなぜ分かるの」

6日、マテック=サンズはS・キルスチャ(ルーマニア)との2回戦でセットカウント1-1のファイナルセットへ突入。しかし、マテック=サンズは第1ゲームでネットに出た際に転倒。右膝をおさえながら大きな悲鳴をあげてコートに崩れ落ちた。

プレー続行はもちろん、立つことすら出来なかったマテック=サンズは、その後担架で運ばれた。

8日には自身のフェイスブックに動画を更新し「過去最悪の怪我」と涙ながらに語ったマテック=サンズ。

彼女を案ずる声は数多く寄せられ、昨年のリオデジャネイロ・オリンピックのミックスダブルスでペアを組んで金メダルを獲得したJ・ソック(アメリカ)は、自身が履くシューズにマテック=サンズの名前を書いて試合に挑んでいた。






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(2017年7月10日17時18分)
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