道上静香

女子監督
滋賀大学
全日本学生室内単優勝、複準優勝

-ユニバーシアードの意義-
「多くの学生はインカレが一番最高だと思うんですけれども、そうじゃなくてインカレの上に実はユニバーシアードがあります。そこを頂点として見据えて欲しいなと思いますね。実はもっと世界に羽ばたける機会があるんだよという、学生達の頂点としての大会だと思います。」

-今大会の目標-
「前回の大会で女子はかなり良い成績をとることが出来て16年ぶりに金メダルを持って帰ることが出来ましたが、男女で複数メダルを獲得するというのが今回の目標です。女子については、今回はシングルスで金メダルを日本に持ち帰りたいという気持ちがあります。」

-日本チームに期待している事-
「私はユニバーシアードにかかわって9年になるんですけれど、勝てるチームっていうのをずっと目指してきました。今いるメンバーは凄く真面目で勤勉だと思う。メダルをとって帰らなきゃいけないっていうのは、彼女たち自身がすごくわかっていると思う。 だからこそ勝ちにこだわればこだわるほど色んなことがストレスになってくると思うので、大事な時にこそ笑顔を忘れずに、運を味方につけるというのも実力のうちだと思います。 4人のうち2人(石津・桑田)は、前回経験しているので、特に石津さんはシングルスで第1シードをもらっていながら涙を飲んでしまっているので、たぶん彼女はこの大会にかける思いは強いと思う。桑田さんは凄くしぶといテニスが出来るので発揮してほしい。田中さんはずっと候補選手でしたが代表になれず涙を飲んでいたので、今まで涙を飲んだ分をコートで出せれば良い結果に結びつくと思います。西本さんは初選出ですが、彼女のテニスはダイナミックなのでそのテニスを出すためにはリラックスする事が大事だと思います。勝ちとリラックス・笑顔は両極端にあるから、その2つをちゃんと持って試合に臨んでほしいです。」

-気になるチーム-
「アジア圏は気になる存在ではありますよね。ただ、”対どこの国”ということじゃなくて、まずは自分達に勝つということが大前提だと思うんですよね。そこがあれば、メダルに必ず繋がっていくと思う。対戦相手がどこの国であろうと自分たちの準備がしっかり出来ていれば、勝ちに繋がっていくので、まずは自分たちとの勝負ですね。」

道上静香