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ウィンブルドンテニス2007 レビュー


5連覇を決めたロジャー・フェデラー
名物の雨により度重なる中断・順延に見舞われた2007年のウィンブルドンは、強行スケジュールに批判も集まったが、無事日程どおりに閉幕。今年は、大会前から様々な記録について語られる大会だった。

男子シングルスでは、ロジャー・フェデラーがビヨン・ボルグ以来となる大会5連覇を達成。決勝では、ボルグ以来の全仏・全英両制覇を目指したラファエル・ナダルをフルセットで退けての涙の優勝だった。これでフェデラーは四大大会優勝回数でもボルグの11回に並び、ピート・サンプラスの持つ14回という記録に後3勝と迫った。
最大で5日間に及ぶ試合もこなしたナダルは、昨年に続く決勝進出でフェデラーを追い詰めたが、最後は王者の底力の前に屈し、2年連続の準優勝に終わった。
準決勝には、今季大躍進を遂げているノヴァーク・ジョコビッチと、早くからその潜在能力の高さに定評があったリシャール・ガスケが入った。ジョコビッチは全仏に続いて2度目、ガスケは初の四大大会ベスト4だった。
2度の準優勝があるアンディ・ロディックは準々決勝でガスケに敗退。地元期待のベテラン、ティム・ヘンマンは1回戦でカルロス・モーヤとの死闘を制したが、2回戦敗退に終わった。


2年ぶり4度目の優勝を果たしたヴィーナス・ウィリアムズ
女子シングルス決勝は、大方の予想を裏切る顔合わせとなったが、ヴィーナス・ウィリアムズがマリオン・バルトリを下し、2年ぶり4度目の優勝を果たした。第23シードのウィリアムズは、史上一番低いシード選手の優勝となった。
昨年後半から手首の怪我に泣かされていた元女王のウィリアムズは、3回戦で森上亜希子に辛勝してから波に乗り、第2シードのマリア・シャラポワ、第5シードのスヴェトラナ・クズネツォワ、第6シードのアナ・イバノビッチらを退け、1月の全豪オープンで優勝した妹のセリーナ・ウィリアムズを追うような復活劇を見せた。
一方バルトリは、第3シードのイェレナ・ヤンコビッチ、全英覇者の兄を持つ新鋭ミカエラ・クライチェック、生涯グランドスラムに王手をかけていた第1シードの女王ジュスティーヌ・エナンを破る快進撃だった。
日本勢では、杉山愛が3回戦に進出したほか、森上も優勝したウィリアムズに大接戦を演じ、中村藍子は2度目の2回戦に進んだ。そして、17歳の森田あゆみが予選を勝ち上がって、初の四大大会本選出場を決め、1回戦でシード選手に敗れたものの、今後の活躍を期待させる戦いぶりを見せた。


惜しくも2度目の全英複優勝を逃した杉山愛
男子ダブルスでは、アルノー・クレマン/ミカエル・ロドラ組が、連覇を狙ったボブ&マイク・ブライアン組を逆転で下し、フランス勢ペアとして初優勝を飾った。
女子ダブルスでは、リーゼル・フーバー/カーラ・ブラック組が2年ぶり2度目の優勝を飾り、全豪オープンに続く今季四大大会2勝目を挙げた。杉山愛/カテリーナ・シュレボトニック組は、第1シードを破って全仏オープンに続く決勝進出を果たしたが、惜しくも逆転で優勝を逃すこととなった。
ミックスダブルスでは、地元期待の若手アンディ・マレーの兄である、ジェイミー・マレーとイェレナ・ヤンコビッチの組がノーシードから優勝し、地元イギリスの観客を大喜びさせた。

車いすテニスでは、昨年覇者の国枝慎吾/斎田悟司が決勝に進出したが、ロビン・アメルラーン/ロナルド・ヴィンク組に逆転で敗れ、連覇を逃した。


見事準優勝を収めた奈良くるみと土居美咲
ジュニア部門では、男子シングルスでドナルド・ヤングが、女子シングルスはウルシュラ・ラドワンスカが優勝した。ラドワンスカは、2年前に優勝した姉のアニエスカ・ラドワンスカに続く優勝だった。
ダブルスでは、男子がダニエル・ロペス/マッテオ・トレヴィサン組が、女子はアナスタシア・パブリュチェンコワ/ウルシュラ・ワドワンスカ組が優勝。
日本勢では、土居美咲/奈良くるみ組がダブルスの決勝に進出し1993年の望月寛子、吉田友佳組以来14年ぶり2度目準優勝をおさめた。

画像提供:GETTY/AFLO

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