2016年10月21日
「おうちでできる簡単トレーニング」の第4回目はきちんとひねられたスイングに直結する「肩甲骨・みぞおちの上をひねる」簡単トレーニングです!中山コーチ監修の「スペシャルドリル」でも、正しくひねることの重要性をご紹介してきましたが、なかなかうまくできない方はこのトレーニングでひねる感覚をつかんでください!
腕だけでテイクバックするのではなく、「肩甲骨」を使ってひねることが重要ですと、フォアハンドトップスピンのドリルでもご紹介しましたが覚えているでしょうか。
【フォアハンドトップスピン上達実践編1】腕だけでテイクバックしてしまう!~準備でひねりが生まれていない~ | スマートテニスセンサーブログ
よく「腰を回す・腰をひねって」という言葉を聞くかと思いますが、解剖学的には「腰は回らない」ようにできています。実際に回っているのは、「股関節(足の付け根)」と「胸椎(みぞおちより上)」です。
このトレーニングは正しいひねりを作るために「みぞおちより上」をしっかり回せるようになるためのトレーニングです。
[ステップ 01] 四つ這いになって、片方の手を頭にあてます
[ステップ 02] その手の肘を天井に向けましょう
[ステップ 03] 上げている腕が天井に向かって一直線になることを目指しましょう
▼具体的なイメージを動画で確認してみましょう!
動画ではわかりやすく2パターンをご紹介しています。
[Good!! ] 動画の前半・みぞおちの上をひねっている
[Bad!! ] 動画の後半・ひねられていない
このトレーニングで最も意識するポイントは「みぞおち」です!
[ポイント] 「みぞおちより少し上」をひねることを意識しましょう。
肩を中心にして肩だけを上げるというのはNGです。これはドリルでも紹介した腕だけでテイクバックしてしまうNGフォームと同じ状態です。
あまり上がらない人は、このトレーニングを左右10回ずつ、痛みのない範囲で毎日行ってみましょう。そしてテニスのスイングのときも「腕だけでひねりを作る」・「腰を回す」のではなく、「肩甲骨を動かす」イメージを持つことが非常に重要です!
今回の「おうちで簡単トレーニング」はいかがだったでしょうか。
これなら毎日5分簡単にチャレンジできると思います。毎日少しずつの積み上げでテニスのパフォーマンスを最大発揮できるようになりますので継続して頑張ってみましょう!
※監修:スポ・ラボ