2016年10月20日
「おうちでできる簡単トレーニング」の第2回目は「バランス」を鍛えるための簡単トレーニングです!「スペシャルドリル」でチェックしたことも、下半身を安定させるバランスがとれていないとその成果を最大発揮することができなくなってしまいます。高いパフォーマンスを出すためにバランストレーニングチャレンジしてください!
みなさんは片足でつま先立ちをして、何秒間安定して立っていられますか?フラフラしないで3秒間立っていられれば一応の合格基準です。途中で体が反ってしまったり、ふらつく場合は要注意です。片足立ちがふらついてしまう方は、足や腰だけでなく、肩やひじにも負担がかかりやすいのです。どうしてでしょうか。
不安定なロープの上を歩くときを想像してください、両腕伸ばしてバランスをとりますよね。このように、下半身が不安定でバランスが取れない場合、腕は全身のバランスをとるために使われているのです。
これをテニスに当てはめてみると、腕はスイングしながらも実はバランスをとるという2つの動作をしているのです。当然、バランスをとるために上半身と肩、腕への負担も増えてしまいますし、良いプレーにもつながりません。
[ステップ 01] つま先立ちになります
[ステップ 02] 手を広げてバランスをとらないように肩に手をおきましょう
[ステップ 03] 片足をゆっくりあげましょう
▼具体的なイメージを動画で確認してみましょう!
動画ではわかりやすく2パターンをご紹介しています。
[Good!! ] 動画の前半(女性)・ぐらつかない
[Bad!! ] 動画の後半(男性)・ぐらついてしまう
このトレーニングで最も意識するポイント
[ポイント 01] 両足つま先立ちの段階で背筋はしっかり伸ばし、下腹部を意識しながらバランスをとりましょう。
[ポイント 02] その上で片足をあげて、ふらつきを抑えるために、太ももの内側に意識を集中させましょう。
ふくらはぎでバランスをとろうとするよりも身体の中心部を安定させる意識です。
余裕のある方は、もう一つやってみましょう!
動画の最後でもご紹介していますが、片足で横にジャンプしてみてください。身長以上の距離をふらつかずにジャンプできる人は、体の故障が少ない傾向にあります。できればこの片足横ジャンプを目指しましょう!
今回の「おうちで簡単トレーニング」はいかがだったでしょうか。
これなら毎日5分簡単にチャレンジできると思います。毎日少しずつの積み上げでテニスのパフォーマンスを最大発揮できるようになりますので継続して頑張ってみましょう!
※監修:スポ・ラボ