2016年10月20日
中山コーチ監修のもと、身体がどう動くのか・機能を把握し、その上で正しいテニスの身体の使い方・上達方法を「スペシャルドリル」としてご紹介してきましたが、ここからはテニス上達のために「おうちでできる簡単トレーニング」をご紹介します!第1回目は、テニスのすべての基礎になる「構え」を鍛えるための簡単トレーニングです!高いパフォーマンスを発揮するために毎日5分でも継続してやってみましょう!
フォアハンドトップスピンのスペシャルドリルでご紹介した理想的な「構え」は覚えているでしょうか。
▼理想的な構え
【フォアハンドトップスピン上達実践編1】腕だけでテイクバックしてしまう!~準備でひねりが生まれていない~ | スマートテニスセンサーブログ
[チェックポイント 01] 腕と肩がねじれてたりせず、自然な状態にある
[チェックポイント 02] かかとが少し浮くくらいに前傾
これができている or できていないでは、テニスに関わるすべてのアクションに影響してきます!軸がブレない、次のアクションに向かって最短・最速で移ることができる、などメリットはたくさんあります。
一方で構えが悪く、バランスが悪いままプレーを続けると、どこかに負担がかかってしまい筋肉痛や、さらには膝や肩、ひじにも負担がかかってきます。
[ステップ 01] 2人1組になりましょう
[ステップ 02] 上記の理想的な「構え」画像を参考に、中腰の状態に
[ステップ 03] パートナーに前から両肩を押してもらいましょう
▼具体的なイメージを動画で確認してみましょう!
動画ではわかりやすく2パターンをご紹介しています。
[Good!! ] 動画の前半・ぐらつかない
[Bad!! ] 動画の後半・ぐらついてしまう
このトレーニングで最も意識するポイントは「股関節」と「背中」です!
[ポイント 01] 股関節から曲げて、背筋はしっかり伸ばしましょう。
イメージとしては「お尻の穴を開いて、後ろに突き出す」感じです。
[ポイント 02] バランスが悪くなり、トレーニング効果が減少するので背中はまるめない。
動画の後半では背中が丸まっているために、前から押されるとそのパワーで身体が流れてしまいっています。
動画の最後でもご紹介していますが、感覚がつかみづらいなという方は、イスに座ってやってみましょう。背筋をしっかり伸ばしながら「股関節」を曲げる意識を持って練習することが大切です。そのときに、手を前に伸ばしながら行うと感覚をつかみやすくなりますよ。
今回の「おうちで簡単トレーニング」はいかがだったでしょうか。
これなら毎日5分簡単にチャレンジできると思います。毎日少しずつの積み上げでテニスのパフォーマンスを最大発揮できるようになりますので継続して頑張ってみましょう!
※監修:スポ・ラボ